髪の毛の基礎知識

育毛辞典TOP
髪の基礎知識
ヘアサイクル
毛乳頭と毛母細胞の働き
発毛剤・育毛剤・養毛剤
脱毛症の種類と特徴
円形脱毛症の原因と治療法
人工毛植毛と自毛植毛
 

育毛関連情報

お勧め育毛シャンプー
お勧め育毛剤
お勧め育毛サプリメント
育毛剤の浸透力
生え際に効果のある育毛剤
キャピキシルを配合した育毛剤
成長因子と育毛との関連
眼精疲労と薄毛との関連
有酸素運動で育毛促進
皮脂の役割と育毛との関係
頭皮の乾燥は育毛の大敵
頭皮マッサージで育毛促進
界面活性剤
育毛シャンプーの育毛効果
 

AGAの仕組みと原因

AGAの仕組み
AGAの原因
薄毛と遺伝
AGA遺伝子検査
女性の薄毛の原因と対策
 

AGAへの対策

AGA対策
AGA対策成分-1
AGA対策成分-2
AGAは早めの対策が重要
髪を太くする方法
髪を早く伸ばす方法
 

AGA用語

男性ホルモン
5αリダクターゼ
5αDHT
退行期誘導因子「TGF-β」
ハミルトンの実験
 

白髪の原因と対策

白髪の原因と対策
白髪は治るのか
白髪染めとヘアカラーの違い
白髪染めによるトラブル
かぶれない低刺激の白髪染め
 

薬の副作用

フィナステリドの副作用
ミノキシジルの副作用
薬を使わない育毛
 

毛乳頭と毛母細胞の働き


ここでは、育毛に重要な働きをする毛乳頭と毛母細胞の働きについて解説します。

毛乳頭の働き

毛乳頭は、髪の毛の付け根部分に位置し、毛細血管と毛母細胞に挟まれて「発毛・育毛の司令塔」の役割を果たす機関です。

毛乳頭は、毛細血管の中を通って流れてきた血液中の酸素やビタミン、水分などの栄養素などを受け取り、髪の製造機関である毛母細胞に対して発毛指令や場合によっては脱毛指令を送ります。

毛乳頭と毛母細胞


発毛や脱毛に極めて重要な役割を果たすので、「毛乳頭を活発化して育毛を促進」といったCMや記事を目にした方も多いと思います。

ヘアサイクルの成長期段階においては、毛乳頭は毛細血管の血液から栄養や酸素を受け取り、毛乳頭内にあるエフリンとBMPというタンパク質から毛母細胞に対して発毛指令を出しています。

※尚、薄毛の人はこのBMPが少ない傾向があると言われています。

一方で、AGA(男性型脱毛症)を発症した場合などは、毛乳頭は発毛指令ではなく逆に脱毛指令を出すことになります。

つまり、遺伝などで5αリダクターゼという酵素を多く生成する体質を受け継ぐと、毛細血管を通って流れてきた男性ホルモン(テストステロン)が毛乳頭に存在する5αリダクターゼという酵素と結びつきやすくなりAGAの元凶であるDHT(ジヒドロテストステロン)に変貌。

そのDHTが毛乳頭に存在する男性ホルモン受容体に結合することで脱毛因子を産出し、毛母細胞に脱毛指令が出される流れとなります。

尚、脱毛指令が出されるのは、AGAだけが原因ではありません。

このように、成長期、休止期、退行期のそれぞれの段階において、その時々に必要なシグナルと栄養を毛母細胞に送ってコントロールしているのが毛乳頭なのです。
  
毛母細胞の働き

毛母細胞は、毛乳頭を取り囲むように位置し、毛乳頭から受け取った指令ををもとに、発毛を促進(髪を製造)したり、時には脱毛(髪の製造の停止)を促進したりする機関です。

髪の毛の生産時(発毛時)は、毛母細胞の細胞分裂が活発になり、分裂した細胞は頭皮の上へ上へと押し上げられていきます。

分裂した毛母細胞の一部分は毛乳頭付近に残り、他の分裂細胞は徐々に角質化し毛髪を形成していきます。髪の毛は角質化した毛母細胞の集まりそのものです。

一方で、毛乳頭から脱毛指令を受け取ると毛母細胞は髪の毛の製造運動を止め休止状態に入ります。

あくまでも休止状態で死滅している訳ではないので休止している原因が取り除かれると髪の毛の製造活動を再開します。

髪の毛がなかなか生えてこない部位でも毛母細胞は死滅しているとは限りません。

休止している場合が多分にありますので、活性化することで再度、髪の毛の生産を促すことが期待できます。

逆に毛母細胞が死滅した場合は、自力で髪の毛が生えてくることはありませんので、カツラや植毛などに頼ることになります。

また、毛母細胞は、髪の毛の着色にも関与しており、角化する段階で毛母細胞の周辺に存在するメラノサイトという機関からメラニン色素を受け取り、髪の毛に色を付けます。従ってこの機能が劣ると白髪のリスクが高くなります。

参考:白髪の原因

このように、毛乳頭と毛母細胞は一体となって発毛・脱毛に関与しています。

さらには、様々な栄養素や酸素を運んできてくれる毛細血管と併せて発毛・育毛には不可欠な機関です。

これら3つの機関(毛乳頭、毛母細胞、毛細血管)が正常に稼働してはじめて太くて健康な髪の毛の生成が可能になります。

育毛シャンプーや育毛剤などでこれらの機関を活性化したり毛細血管の血流を改善することで、発毛・育毛に好影響を与えることができます。
 

Copyright (C) 2013 毛乳頭と毛母細胞の働き All Rights Reserved. サイトマップ